「危険ドラッグ対策」セミナー実施、薬学、医療、防犯と多角的に
2015年4月21日

㈱九州情報リエゾンは、急速に蔓延している危険ドラッグから若者や社員・職員を守る手立てを探る「危険ドラッグ対策」緊急セミナーを2014年10月30日(木)、福岡市の電気ビル共創館で開催しました。薬学、医療、防犯の各専門家に講演をお願いしましたが、これほど総合的な視点からのセミナーは珍しく、企業・団体の総務・人事担当者、大学等の学生指導担当部門の方々、さらには報道機関の担当者も参加、充実した内容と、好評でした。

セミナーでは、薬物の行動薬理研究では国内第一人者である薬学博士(前福岡大学副学長)の藤原道弘氏が「危険ドラッグの正体と行動薬理から見た怖さ」、国内では数少ない危険ドラッグ依存症患者の治療を行っている雁の巣病院精神科医、栗田晋氏が「危険ドラッグ依存症治療の現状、雁の巣病院の取り組み」、福岡県警の取り締まりの第一線に立つ薬物銃器対策課課長補佐、西川創二郎氏が「広がる汚染の実態とその防止対策」とのタイトルで、それぞれ専門の立場から動画や事例を交えて解説、講義してもらいました。また、九州情報リエゾン担当者が危機管理の観点からコメントしました。

セミナーについては、事前告知を含め、西日本新聞と毎日新聞に詳しく掲載され、関心の高さをうかがわせました。