企業、団体は、今どこも従業員の「うつ病」など精神障害に悩まされている。
脳神経科のお医者さんによると、従業員100人当たり、4-5人は、患者かその潜在予備軍がいるそうである。しかも30,40代の働き盛りに多く罹る傾向があり、その原因は職場の人間関係や仕事の疲れなど職場に起因するものが6割となっている。
この厄介な病気をいかに早く感知し、企業、団体として、その予防、回復に結びつけるのかは、いわば「心の危機管理」として、いまや大変重要な課題となっている。治療の第一線で活躍する専門医の方やメンタルヘルスを担当する心理学者の方々などのご協力を得ながら、「うつ病・精神障害」対応の研修を提案する。
◎研修の主な内容は以下のとおりです
1.うつ病・精神障害社会がやってくる
多発する新規患者。人ごとでない病気
2.うつ病・精神障害とは何か
その原因と罹るきっかけ。ストレスをどう測る
3.うつ病・精神障害からどう身を守る
その予防法はないのか。心理カウンセリングなどメンタルヘルスをどう生かす
4.回復のためのカルテ
本人は、周囲は、どう対応すればいいのか。回復までの道のり
5.危機管理の立場から
突然の自殺、衝動的な事故、事件の芽をいかに摘むか。
専門家からのアドバイス
6.社会復帰後のケア
ストレスを与えない職場作り。家族ぐるみでのケア対策