当社は2016年6月と7月、国が出資する会社と西日本のある県からメディアトレーニングを相次ぎ受託、それぞれの幹部職員に対して、危機管理研修と記者役やテレビカメラマンを動員した本格的なメディアトレーニングを実施しました。
国出資企業には問題発生時のメディアと住民への対応の検証とその改善策策定、有事の訓練のためメディアトレーニングを実施しました。当社は、同社の過去の問題発生時のデータに基づき、マスコミ対応を中心に詳細な分析を行うとともに、危機管理に対する意識を高め、地域社会との関わりを深めるよう提言しました。メディアトレーニングでは、問題が再発した想定で、模擬記者会見を実施、これは同社のテレビ会議システムで中継されました。終了後行ったアンケートでは大変、好評でした。
ある県に対するメディアトレーニングは、危機管理に関する講演と模擬記者会見を2日間にわたって実施しました。講演は県の幹部を対象に危機管理に詳しい大学教授と当社専門家が行い、講演に基づく演習も実施しました。2日目は幹部を数班に分け、この県で発生する可能性のある直下型地震など危機事態のシナリオに基づき模擬記者会見を行いました。記者役は有力新聞社の社会部記者OBが務めました。トレーニングについて、記者役の感想を含む実施報告書を作成、収録したビデオを編集して提出しました。